ドラッカーを読んでみた。Part2
今日もドラッカーの本から気にいった言葉を。
今回は第2章「成果能力」という章からのピックアップです。
「成果をあげる者は、社会にとって不可欠な存在である。同時に、成果をあげることは、新入社員であろうと中堅社員であろうと、本人にとって自己実現の前提である。」
「成果をあげることは一つの習慣である。実践的な能力の積み重ねである。実践的な能力は、習得することができる。それは単純である。あきれるほどに単純である。」
成果によって給料やボーナスが変わってしまう今日この頃。
けど、特にSEなんて仕事をしている自分にとっては
成果っていうのはなかなか見えづらい。
営業職と違って、数字で判断できるわけでなく、
かといってIT技術が高けりゃいいわけでもない。
そういった中で、成果について考えたりしてると、
どうしても才能とかセンスって思ってしまうんですよね。
そんな考えに釘を刺してくれるのがこの言葉。
まず、成果をあげることは社会人にとって大前提であると。
そしてそれをあげることは実践的な能力の積み重ねであると。
なるほど。
成果をあげるっていうところからスタートしたらダメなんですね。
今、自分は何をすべきか。何ができるのか。
それを考えて、実現するためのスキルをつけていくなり、
周囲を巻き込むことで、確実に達成させる。
よく考えたら、それこそがまさに成果。
そんなことに気づかせられました。
つい先日、こちらでの最後の仕事となるであろう、
大きな仕事を受注することができました。
半年以上前からの提案が実を結んだ形になりました。
いっちょここで成果っていうやつをあげて、
2年間の集大成としたい、そう考えてます。