ドラッカーを読んでみた。


最近は「絶対○○できる方法」とか「△△力をつける」とか

俗にいう攻略本的な自己啓発本ばかりに

手がいっていたので、これからは哲学系を制覇していきたいと

思ってます。  


こういう本(哲学)のいいところは

筆者の言葉を自分の状況に置き換えて、

自分はどうなのかとか、自分はどうするべきかと

頭を使えるところです。


攻略本系って、使えるようで実はあんまり使えません。

無理やりその方法に合わせているだけのような感じで

人のやり方をまねしたところで三日坊主がええとこです。


哲学系だと重みが違います。かつ自分で解釈できる余地があります。

自分で一生懸命考えながら読むわけです。


そこで、まずはドラッカーを読んでみました。


仕事の哲学

仕事の哲学
P・F・ドラッカー 上田 惇生



おすすめ平均



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名言7000から200を選別したもの。

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時代の変化に負けない個人へのエールがいっぱい

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考えること

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金言・至言の宝箱

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ドラッカーを日常の視点で理解するにはよい本



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今日は第1章―成長―より

気に入った言葉を紹介します。


「予期せぬ成功を追及する」

自らの成長につながる最も効果的な方法は、自らの予期せぬ成功を見つけ、

その予期せぬ成功を追求することである。

ところがほとんどの人が、問題にばかり気をとられ、成功の証を無視する。


この前のプロジェクト、うまくいかんかったな。

時間管理できてなかったな、

工程漏れがあって当日に対処しなあかん問題多すぎたな、

そんな風に問題ばかりに気をとられるわけです。


もちろん、問題を反省することで、

たとえば今の例からだと、管理表を作って

共有しようとかいった対策が生まれてくる。

でもそれは成長への近道では決してないんですね。


それよりも、そのプロジェクトで自分が認められた部分、

褒められた部分を伸ばしていくほうが

自信につながり、それがゆるぎない強みになる。

それこそが成長。


そんな風に解釈してみました。

どんどん哲学系にチャレンジしていこうと思います。



おもしろい本は本棚(http://booklog.jp/users/da1chi-55)に

入れていくので、本を買う時にはご参考に。。